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攻める税理士事務所と守る税理士事務所

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攻める税理士と守る税理士

税理士のタイプを見極める

税理士事務所にもいろいろなタイプがあります。会社経営の大切な仕事を任せる税理士事務所は、本当にあなたのビジネスに相応しい仕事をしてくれているでしょうか。今一度、顧問税理士事務所の特徴を考え、これからも付き合っていくべきか、他の税理士事務所に代えるべきか、このコラムを考えるきっかけにしてください。

税理士には大きく2つのタイプがあります。攻める税理士事務所と守る税理士事務所です。

守る税理士事務所

先に守る税理士事務所を紹介します。なぜなら、攻める税理士事務所よりも守る税理士事務所の方が多いからです。

税理士の仕事は、企業の実態を数字で管理し、適切な財務諸表や税務申告書を作成することにあります。企業から渡された領収書をもとに伝票入力するのも税理士の大切な仕事です。

一般的な人が持つ税理士のイメージは「守る税理士事務所」に近いかも知れません。高度経済成長の時期もそうですし、最近でもこの傾向は続いています。

攻める税理士事務所

ここ20年ほどでしょうか。ITがビジネス分野に進出し、様々な革命をもたらしました。文房具店ではIT革命によりアスクルやたのめーるなどの文具通販企業が誕生し、街中にあった文房具店を駆逐してしまいました。

それと同じように、IT化が税理士業界にも吹き荒れました。その結果何が起こったか。

それまで、領収書をもとに伝票入力するのが大きな仕事であった税理士事務所にとって、企業が自分でパソコンを保有し、経理ソフトに自分で伝票入力することができるようになったことは、仕事を奪われる危機でした。

案の定、顧問先企業はIT化を進め、自分たちで財務分析できるほどの環境を手に入れたのです。

困った税理士は、自分たちの価値を高めなければ、仕事を失うか、顧問料を下げるように圧力を受けることになります。

そこで一部の税理士は、これまでの守る税理士事務所ではなく、コンサルティングに軸足を移すことで、顧問先企業に付加価値を与えようと動き出しました。

節税対策を積極的に指南するのもその一環ですし、財務分析の専門家として、今まで以上に経営アドバイスを強化する税理士が増えてきました。

以上が、守る税理士事務所と攻める税理士事務所の違いです。

どっちの税理士事務所が自身の会社に相応しいのか。アドバイスを受けたいと思う経営者もいれば、余計なことは口出ししなくて結構だと思っている経営者もいるでしょう。

税理士のタイプを見極め、上手に付き合ってください。